宮城県南三陸町に文房具を送ります

平成23年3月11日の地震による津波の被害で宮城県南三陸町の戸籍が滅失したそうです。
 

戸籍簿は、夫婦単位で編成されるもので、居住関係を登録する住民基本台帳とは別の制度です。
出生、親子関係、国籍などの身分関係が記録され、必要な際には証明書を請求することができます。
戸籍業務は法定受託事務ってやつで、本来国が果たすべき役割だけど、適正さを確保するために市区町村に処理を委任しています。
っていう関係で戸籍簿は市区町村が管理しています。

戸籍簿には正本と副本があり、市区町村と管轄法務局にそれぞれ保管されています。
南三陸町の場合は、今回の地震による被害でどちらもダメになっちゃったわけですね。
戸籍法に基づいて法務大臣が再製を指示するものと思われますが大変な作業になるでしょう。
バックアップを分散化していないなんて信じられないかもしれませんがそういう制度なのです。

住民基本台帳との統合や全国的なネットワークを構築するって議論が今後出てくるかも…
…と以前、戸籍業務に携わっていたのでちょっと考えてしまいました。

話題の南三陸町なんですけど、今回のことで初めて知りました。
そして以前からTwitterでフォローしていた方が南三陸町の方だということも。
その方のつぶやきの中で、
道路が復旧して徐々に物資が届いているが、文房具が不足しているのが地味に大変
ということを知りました。文房具屋さんも流されちゃったんですね。

というわけで、
南三陸町の避難所スタッフに文房具を送ってみようと思います。
山形県庄内町という自治体が友好町ということで、定期便を出しているそうです。
「ついでに送ってもらえるんじゃないか？」と田舎根性丸出しで連絡してみたところ、
対象が個人でなければ避難本部へ送ってくれるとの返事をくださいました。

というわけで、週末くらいに身の回りの不要な文房具を集めて送ってみようと思います。
ご協力くださる方は連絡ください。
…って珠洲近郊の方に限定されちゃうか(；´∀｀)

メールアドレスは takojima@ （以下略）です。
Gmailですよ、ええｗ